2013年11月3日日曜日

書評 WxY

津山事件の事を”夜這い”をからめて書こうと思ったのだけれど

自分が憂鬱になってきたので、また今度

軽く、漫画の話に


WxY 1 (ヤングジャンプコミックス)
マドカ マチコ
集英社 (2012-11-19)

主人公はエロマンガ家という設定

漫画で漫画家のこと書いているのでほぼ楽屋落ちですねぇ。

主人公はオタクの漫画家

黒髪の女の子に執着を持っていて

集中するときには素っ裸になる癖を持っている。

一巻の途中までは、あまり、興味もわかなかったけれど

彼が、真剣に漫画を書くことに取り組んでいるところが描写され始めると

途端に引き込まれるようになった。

真剣だから、誤解されやすく、不器用な展開に陥りやすい。

だけど真剣だから、周りが看過され始める。

はじめてあった時の彼の印象は最悪だけれど

真剣さそれがための不器用さが理解され始めると心を動かされる女性が多い。

現実の女性なんて見た目で全て決めちゃうんだけれどさぁ~

と嘆いてもしかたないかw

まぁ”偏屈で貧乏臭い男”の真剣さが、エロマンガをバカにしていた

女性編集者の意識まで変えていくところなんか

プロ意識を見事に表現している。

そして意識を変えられた女性編集者の心理描写もすごい。

まぁ結局ハーレムっぽくなっていくのはこの手の漫画のお約束なんだろうなぁ・・・

 そして最後に、漫画家の元カノ登場

天才漫画家で、自信家の嘘つき

・・・でも彼のことを忘れていない

こういう設定大好きなんだよなぁ・・・・さすがに今日は歴史、政治のタグはハレんわw


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