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2014年1月9日木曜日

書評:江戸のしきたり

江戸時代の人々の生活が、広範囲に集められている。

 

ただし、引用が多く、考察も浅く感じられた。

 

特に不義密通のくだりなどは、

 

浅学の私の知っている知識と比べて表面的過ぎて面白みにかける部分もある。

 

(不義密通は打ち首獄門)←あくまで公になったらの話です。

 

実際は男の泣き寝入りが多かったと記憶しています。

 

明治以前の女性は強かった。

 

倫理観もそれほど厳しくはなかったと記憶しています。

 

ただ、最初に書いたとおり広範囲にわたっており、

 

通り一遍の面白知識を知りたいのならよいかもしれません。

 

江戸時代の入門書としてお勧めです。

2014年1月7日火曜日

書評:中国共産党3年以内に崩壊する!?

中国共産党3年以内に崩壊する!?
宮崎 正弘
海竜社
売り上げランキング: 578
本の題名の最後の「?」クエスチョンマークがご愛嬌w

やはりこの手の本は、後の批判が必ず出るから確定的に物事をかけないのでしょう。

それだけではなく、中国の統計数字のでたらめさも確定的にできない原因のひとつになっています。

著者は80年代から活躍しているベテラン中のベテランです。

チャイナウォッチャーとなっていますがベテランジャーナリストの一人でしょう。

この著者のすごいところは、自分の足で情報を稼いでいることです。

情報の収集についても無料の中華新聞(日本でもかなりの種類が出ているそうで驚きです)

そしてこまめに国内外のマスコミからの情報も欠かさずにチェックをしています。

そして、それを色眼鏡をかけずに素直に分析しているところなんかは円熟のきわみといっても

過言ではないでしょう

さて、内容といえば、中国経済、軍事突き詰めて言えば中国という国家そのもののでたらめさを

具体的な数字を並べ事細かく描き出しています。

そして、中国は、近い将来、まず間違いなく崩壊すると判断しています。

最後の章は、崩壊しつつある中国へのわが日本の対処方法を記述しています。

この章だけは雰囲気がまったく違い

ある意味揶揄している中国のでたらめさと違い真剣みがあります。

著者の立ち位置がわかる章です。

この本を読んで二人の若い評論家の最近の著書と被りました

一人は経済を事細かく分析し中国の崩壊を予見し

もう一人は歴史分野から中国共産党の崩壊を必然的に著述しています。

どの本もさまざまな立場から同じ結論に至っているのは大変興味深いです。
 
あわせて読まれることをお勧めします。
悪中論 ~中国がいなくても、世界経済はまわる
上念 司
宝島社
売り上げランキング: 20,198

嘘だらけの日中近現代史 (扶桑社新書)
倉山 満
扶桑社
売り上げランキング: 597



2013年12月24日火曜日

書評:悪中論

最新の経済データで読み解く中国経済

 

中国の問題はデータの捏造だけでなく

 

共産党の内部抗争に、270兆円に及ぶ海外への不正送金

 

20万件をはるかに超えると思われる暴動

 

怪しげな宗教の台頭

 

内部の問題から目をそらすために領土の侵略

 

そして日本の問題は

 

中国の意を受けたとしか思えない

 

頭の悪い評論家にマスゴミ

 

かろうじて、成立した愛国安部政権は消費税増税と特定秘密保護法案で

 

息も絶え絶え

 

どうしたらいいのだろうねぇ

 

瓦解を待つにはまだ時間がかかりそうだしね。」

2013年12月4日水曜日

書評:田沼意次の時代

著作 大石慎三郎

田沼意次は、不当に貶められた幕閣である。

 

彼のライバルは、松平定信という8代将軍吉宗の孫。言ってみれば貴種である。

 

定信の父親が、9代将軍になっていれば、彼は間違いなく10代将軍になっていただろう。

 

それを決めたのは吉宗であり意次ではない。そんなボタンの掛け違いもあったのだろうか。

 

定信には、意次を失脚させねばならない理由があった。

 

東北の飢饉の時に、意次は全国に米を買い占めてはならないとのお触れを出した

 

定信はそれに逆らい、米の買い占めを行い自分の藩の利益を追求していしまった

 

このことから意次の追求を恐れた松平定信は、意次の失脚に執念を燃やすことになる。

 

なんというおろかで小さい男なのか。

 

意次の政策は経済規模を大きくし、貨幣として税収を商人からとるという

 

マクロ経済的に言えば非常に正しい政策である。

 

百姓たちも、吉宗の増税で疲弊していたためこの政策に喜んだとおもいきや

 

定信の讒言のため、決してそういう空気にはならなかった。

 

また、斬新すぎる意次の政策は、幕府内部にも反感を買ったのであろう。

 

意次の遺書を見れば、彼が非常に情の細かい気遣いのできる苦労人だとわかる

 

しかし負けてしまえば歴史は改ざんされ勝者の都合の良い者に書き換えられてしまう

 

敗者が見直されるには、時間がかかる。

 

田沼意次の時代 (岩波現代文庫―学術)
大石 慎三郎
岩波書店
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2013年12月1日日曜日

書評:神のみぞ知るセカイ

 

娘が、昔買った5巻までを引っ張り出してきて

 

続きが読みたいから買ってくれという

 

まぁいいかと思って古本屋でまとめ買い+最新刊は本屋で

 

イイねぇー 

 

ラブコメなんだけど、下手にポロリやH描写のない王道的な展開

 

久しぶりにハマりまくって、娘と並んで読んでいる。

 

嫁さんに怒られるのも一緒w

 

ストーリーは

 

恋愛ゲームは大好きなんだけどリアルな女子はめんどくさいという

 

厭世的でメチャクチャ頭が良いのに癖のありまくる主人公

 

それを取り巻くかわいい女の子たち

 

主人公も嫌々ながら女の子を口説く

 

基本的にリアルな女性が嫌いだから

 

決して本気にはならない主人公のはずなんだけれど・・・

 

女神編の「ちひろ」という女の子は、

 

最後の最後でメインヒロインになりました。

 

現在はハーレム状態なんだけれど、

 

作者のブログを読むとハーレムエンドにはしないという。

 

どんな最後になるのか楽しみなんだけど、人気のあるうちは続けて

 

人気が落ちたら尻切れトンボみたいな終わり方だけはやめて欲しいもんである。

 

・・・それにしても高学年にもなれば、漫画を普通に読むようになるのだなぁ

 

あと、5,6年たてば、ヒロインたちと同じ年になるのかぁ

 

ついこの前生まれたばかりだと思ってたのになぁ

2013年11月19日火曜日

書評:嘘だらけの日米近現代史

アメリカは、なんというか頭が悪い。

 

はっきり言ってこの国があったことが日本国の最大の不幸なのではないか?

 

しかし、しっぽをふる必要はないが仲良くして置かなければならない国の一つだ。

 

日本の現状は本当によろしくない。

 

アメリカは建国200年ちょっと。200年前の日本はすでに、葛飾北斎が庶民の人気を得ていた。

 

そして庶民の文化が花開いていた。

 

元禄というバブルも、インフレも、

 

経済的に無知な新井白石の強烈なデフレも経験していた。

 

幕府は、農民をおそれそう簡単に増税なんて出来なかった。

 

サムライたちは、庶民を守ることを誇りとしていた。

 

今に通じる、寿司、天ぷら、スキヤキ(ウシじゃないけど)もすでにあった。

 

識字率は軽く6割以上を越え、初頭教育機関である寺子屋が全国に多数あった。

 

同時代のいかなる国と比べてご覧なさい。日本のいい意味での特異さが際立っています。

 

本当に色んな意味で、豊かな国だった。

 

しかもその時で建国して1000年以上立っている!「永遠のローマ」は滅び去っているのに!

 

世界最古で、活力があり豊かな国だった日本

 

アメリカみたいな若造の大馬鹿な国に負けて、未だに遠慮しなければ存続できない。

 

日本の歴史を知れば知るほど現状が悔しくてたまらない。

 

日本は、必ず立ち上がるぞ!

 

嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書)
倉山 満
扶桑社
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2013年11月3日日曜日

書評 WxY

津山事件の事を”夜這い”をからめて書こうと思ったのだけれど

自分が憂鬱になってきたので、また今度

軽く、漫画の話に


WxY 1 (ヤングジャンプコミックス)
マドカ マチコ
集英社 (2012-11-19)

主人公はエロマンガ家という設定

漫画で漫画家のこと書いているのでほぼ楽屋落ちですねぇ。

主人公はオタクの漫画家

黒髪の女の子に執着を持っていて

集中するときには素っ裸になる癖を持っている。

一巻の途中までは、あまり、興味もわかなかったけれど

彼が、真剣に漫画を書くことに取り組んでいるところが描写され始めると

途端に引き込まれるようになった。

真剣だから、誤解されやすく、不器用な展開に陥りやすい。

だけど真剣だから、周りが看過され始める。

はじめてあった時の彼の印象は最悪だけれど

真剣さそれがための不器用さが理解され始めると心を動かされる女性が多い。

現実の女性なんて見た目で全て決めちゃうんだけれどさぁ~

と嘆いてもしかたないかw

まぁ”偏屈で貧乏臭い男”の真剣さが、エロマンガをバカにしていた

女性編集者の意識まで変えていくところなんか

プロ意識を見事に表現している。

そして意識を変えられた女性編集者の心理描写もすごい。

まぁ結局ハーレムっぽくなっていくのはこの手の漫画のお約束なんだろうなぁ・・・

 そして最後に、漫画家の元カノ登場

天才漫画家で、自信家の嘘つき

・・・でも彼のことを忘れていない

こういう設定大好きなんだよなぁ・・・・さすがに今日は歴史、政治のタグはハレんわw


2013年10月31日木曜日

書評:大江戸たべもの歳時記

大江戸食べもの歳時記 (新潮文庫)
永山 久夫
新潮社 (2013-04-27)
売り上げランキング: 144,415


日本の現在の食生活は、ほぼ江戸時代に完成しているのではないかと思う。

確かに、明治維新による西欧化の波のなかで、多くの新しい料理は取り入れてきたが

結局は、”日本料理”となってしまった。

「支那に中華料理なく、ヨーロッパに洋食なし」である。

ラーメンは中華料理か?

カレーライスは洋食か?

結局日本人の口に会うように作り変えられたのではないか?

つねづねそう思っている。

そして、おそらく江戸前料理は大衆が育てた世界で唯一の料理ではなかったのか?

江戸という長期の平和な世界が世界有数の”舌”をもつ国民を育てたのではないか?

これは検証が必要であるが、

東南アジアで多く見られる屋台とは、日本が発祥の地ではなかったのか?

江戸という世界最大の街で、町民たちが何を楽しみに生きていたか

三食をどういう形でとったのか

季節の食べ物は?

日本食の代表とも言える

寿司

天ぷら

スキヤキ

とは?

本書は和歌をまじえ平易な文書で書いてある。

どこかの精神の貧しい国々を批判する前に

日本の素晴らしさを知ってほしい。

読んで楽しく、日本酒と肴が欲しくなる本です。


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