2011年7月11日月曜日

その10

(転載)


販売不振 自動車市場で中国国産車が冬の時代に

6月の中国の乗用車市場は前月比、前年同期比ともにプラス成長となったが、中国国産ブランド車は、6月も「冷え」を感じていた。

哈飛、比亜迪などいくつかの国産ブランド車で販売代理店が店を閉めるケースが現れ始めるなど、自動車購入制限政策を実施している北京では、国産車はさらに厳しい試練に直面している。

国産自動車メーカーの一部が、北京の販売代理店の数を減らしている。「業界内の悲観的な見方では、4S店の約半分、少なくとも三分の一が閉店に追い込まれることになる。まず支えきれないのは国産車の代理販売店だ」と北京北辰亜運村自動車交易市場の遅亦楓社長は取材に答えていう。

データによると、今年上半期は、長城汽車、江淮汽車、吉利などの国産車の販売がやや増加した以外は、チェリー、華晨、衆泰、上汽通用五菱などでいずれも一定の販売低下が現れている。

国産ブランド販売の低迷がその国内自動車市場におけるシェアにも直接な影響を与えている。

上半期、国産車メーカーの乗用車販売台数は315万6100台で、前年同期比0.82%減、国内乗用車総販売台数の44.39%を占め、市場シェアは2.96%に縮小した。

また、同時期の国産車メーカーのセダン販売台数は152万6900台で、同5.07%増、国内セダン総販売台数の30.81%を占め、市場シェアは0.87%縮小している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月11日

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