2011年8月21日日曜日

Get Back Japan!

お台場のデモに参加してきた。

残念ながら、家が遠かったので一回目の途中で帰ることにした。

デモについて

さて、感想である。

11時30分頃デモ会場についた。

最初は百数十人くらいかなと見ていたのだが、開始の時間が近づくと加速度的に増えて行って
主催者の発表によれば出発時点で8,000人だそうである。その後も間違いなく増えている。終わった時点では3万人を超えたとの情報もある。

参加者は、本当に老若男女。隣には二歳くらいの女の子を連れた若夫婦がいた。その他子供連れも多かった。よく見たのがリタイアされた老夫婦。え?こんな可愛らしい女性まで?と思う人も結構いた。

他から見れば俺は”ネトウヨ”そのものの格好だったんだろうなぁ。ジーンズに雨合羽。頭にタオルを巻いて会場でもらった国旗を振って・・・おもいっきり大きな声を出した。

ちょうど俺のいた場所は、マイクとマイクの間で、前と後ろのどっちのシュプレヒコールに答えればいいかわからなくて、ちからなく「おおぉぉ・・」と言っていたことも多かった。もっとワイヤレスで統一とってとも思ったが、そこまで徹底されたらなんか違う気がするなぁと思い直した。

警察が入ってきたらまわりから「お疲れ様です!」「今日はよろしくお願いします!」との声がとんだ。 主催者が本当に注意していたのはマナーについてである。
デモについては警察の誘導に従うこと。
ヘイトスピーチはしないこと。
実際、周りでヘイトスピーチを始めた人がいたが、周りの人間がすぐに止めて、本人も気がついたのかすぐにやめていた。みんな統率のとれた行動をとっていた。
本当に日本人らしい礼儀正しいデモだった。

フジテレビの周辺ではさすがに一般の人が驚いているようだった。手を振ってくれる方も多くいた。

一回目の最後くらいまで居たかったのだが、家が遠い上に、軽自動車できていたので諦めて、最初にもらった国旗を、若いあんちゃんに手渡してでも会場をあとにした。

その後、二回目のデモの方でかなり緊迫したやり取りもあったみたいである。

今日の報道について

うちに帰って7時のNHKニュースを見た。期待は全くしてなかったが、やはり報道されなかった。ただ、アナウンサー達の顔がどことなくひきつっているように見えた。(あくまでも個人的な感想ですが、、、)

今日のデモは参加者を含め数十万人の人間がインターネットを通じ知っているとのこと。このことを報道しなかったのは、テレビ局にとっては致命的なことだろう。報道しなかったことが、ただでさえ信頼がなかったテレビの報道が、信頼をなくしていく。テレビのニュースは信頼できない!悔しい思いをしている誠実な報道スタッフも多いだろう。組織としては、今回のデモをなかったことにするのは正しい対応だと思う。ただ、報道としての社会的役割をもった機関がやることではないと断言できる。

ただ、民放が放送できないのはわかるとして、NHKの放送しない理由がわからない。同じ穴のムジナということか?

次のデモについて

ハッキリ言うとこれ以上のデモはないと思う。正確に言うと、フジテレビが国民を怒らせる行為をしない限りはという条件がつく。

今回の事で十分以上にフジテレビを含めたマスコミは肝を冷やしたと思う。だからといって反省するかといえば疑問符がつく。明日から何もなかったように韓流ブームの捏造を続けるだろうし、クロスオーナーシップも解消なんかしないだろう。きっとどこかの政党が頑張って法律をつくろうとしても報道の自由かなんかを盾にして抵抗するだろうし、現時点でマスコミと全面戦争できる政治家は皆無だと思う。

だからといって、今回のデモが無駄だったとは決して思えない。数十万人の、明日には拡散して数百万人・・・ネットの普及率を考えれば、ほぼ日本の国民全部が今回のことをしり、マスコミにちょっとした不信感をいだく。それだけで十分なのだ。

ちょっとした不信感が積み重なり「あぁ、やっぱり!」となったときにはもうおそい。国民がマスコミを相手にしなくなる。もうすでになりつつあるのだが、今回のことを無視したことでその勢いが増した。
インターネットという代替手段があるのだ。無理をして嘘をつくマスコミの意見に耳を傾ける必要は全くない。インターネットの世界は正確な情報を探すのも難しいが、嘘を付くのも難しい。マスコミと違って一方通行ではないし、ひとつの事件に関して多数の目がある。今回のデモについては、フジテレビが子役を雇ってデモで泣き出す子供っていうのを演出するとか、実際来たらしいけど右翼の街宣車をやとってデモを先導するとか、話は出ていたのだが、マスコミのひとつしかない発信力は、大勢の人間の発信力に太刀打ち出来ない。右翼の街宣車も「そういえばいたよね」の話でとどまっている。

マスコミがあてにしている発信力が、今回目に見えて傷ついた。スポンサーのマスコミ離れはとまらないだろう。長期的に見れば、テレビも新聞もほんとうに身近な地方のことを扱うところしか残らないのではないか。地方紙でも中央思考の強いところは、今以上に相手にされなくなる。


さて、今日はマスコミのウソが全国的に広まった日です。家が遠くて雨降っているから・・・って躊躇していたんだけれど、ほんとうに参加して良かった。今日行かなかったらきっと後悔していたでしょう。


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