2012年6月11日月曜日

政治家の資質

今週が山場か?


・・・他方、自民党内にも少数の反増税グループが存在しますが、

残念ながら人数も少なく、動きは不活発で期待薄です。



自民党内の圧倒的多数派は、消費税増税を推進しながら、


増えた税収で公共事業200兆円をもくろんでいます。






せっかく増税しても財政再建や社会保障の財源ではなく、


公共事業のバラマキ復活に使ってしまうのであれば、


国債への信認は下がり、財政破綻にさらに近づきます。






将来の人口減少を考えると、公共事業200兆円計画は危険です。


もしかすると消費税増税よりも、その先の公共事業バラマキの方が、


日本経済に大きなダメージを与えるかもしれません。

「みんなの党」山根康一議員のブログからです。

日本の敵は、中国人、朝鮮半島人、

そして、日本人の中にいる”新自由主義者”たちです。

新自由主義については、

小泉政権で散々痛い目にあった国民自身がこの言葉を一番嫌っているので

よくわかっていると思います。

「自己責任」・・・これほど国として無責任な言葉はありません。

「みんなの党」はその新自由主義者の集まりです。

耐用年数を迎えた橋梁、道路等

東日本大震災でこれほどの被害を受けているにもかかわらず

公共事業の否定です。

彼らの主張は、自由化こそが経済を活性化させるだから構造改革を!です。

その自由化、構造改革で何が起こったか?

大店舗法の改正によって、小さな商店街は追い詰められ、

平成の市町村合併により、小さな自治体の働き口や働き手は失われ

タクシー、バスの自由化によって、タクシーの運転手の賃金は下げられ

関越道の大事故がおきてしまいました。

現在の日本において自由化の意味するもの・・・それはデフレの促進以外のなにものでもありません。
たとえば、日本人の給料が高すぎるからといって給与水準のまだまだ低い中国人を雇う自由化を

となれば当然日本人の賃金は大幅に低下します。

今現在の自由化とは、大企業を利するだけの方便にしかなりません。

その新自由主義のアンチテーゼとして民主党政権は2009年の選挙で選ばれました。

その結果何をしているか

新自由主義の行き着く場所のTPPの推進

戻し税で大企業が潤う”消費大増税”・・・・

何より今の岡田副総理大臣は大店舗法の改正でうるおいまくっているイオンが実家の人です。

もともと、民主党というのには核というものがありませんでした。

結果、官界財界の言いように動かされてしまいました。

新自由主義者のにおいをかいだので

最近の橋下大阪市長の人気が低下しつつあるのでしょうか?

申し訳ありませんが「みんなの党」の主張には色がつきすぎています。

次の選挙では見る影もなくなるでしょう。

一方で散々マスコミにたたかれたとはいえ

麻生元首相の見識は見事です。


麻生元首相が民主の政策批判

 「私の内閣のときには高橋是清に従ったため、公共工事が伸びた。自民党と民主党の全く違うところだ」と話し、戦後に整備してきたインフラが耐用年数を迎えていることからも「安全に投資する気はないのか。公共工事をすべて『悪』というのはアホらしい」と、公共投資を抑制してきた民主党政権を酷評した。

 「財政再建は政府の借金を減らすことではない。経済を成長させれば借金は減る」とも主張。消費税増税を目指す野田政権を「景気がよくなって初めてできるのであり、先に(税率を)上げさせてというのは順番が違う」と厳しく批判した。

 1000兆円に迫る国の借金に対し、個人金融資産1400兆円との推計を引用しながら「国民は銀行経由で国家に金を貸しているのであり、『国民1人あたり借金がいくら』というのはふざけた話。皆さんは債権者だ」と説明した。

比べるのも失礼ですが、この発言に比べtら、山根議員の小物くささは鼻につきます。

政治家は正直にあれ!

嘘をつくなら、ばれずに国民をだましとおすものであれ!

そういった意味でもはや大嘘ばれてしまいましたが小泉元首相も大物だったのでしょう。



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