2012年4月1日日曜日

マスコミの嘘の見分け方について

これから激しくなる消費税増税報道で
デタラメ記事に騙されないために我々もマスコミの嘘を見抜けるようになっていなければなりません。
私自身が、普段何気なく、自分自身でおかしいな?と思っていることを理屈にしてみました。
よかったら参考にしてください。

1.権威付け(権威を利用する)


その筋の権威(学者・評論家)を利用する。自分たちの都合の良い発言をする権威者をしたてる。

発見方法→財務省に都合のよい発言を繰り返す学者・評論家「増税しなければ国債が暴落する」など

その発言をした人間の背後関係をしらべる。インターネットの時代、官僚出身の学者であれば、wikiで簡単に調べられる。

実例その1)IMF=実は財務省の天下り役人
実例その2)森信茂樹 日本の財務官僚。中央大学大学院法務研究科教授。東京財団上席研究員。元財務省財務総合政策研究所長。大阪大学博士(ブロゴスでさんざん叩かれてブログを消したチキン野郎です)
実例その3)田原総一朗 電波芸者。国民の敵電通の回し者。

また、ほとんどの学者が、官僚出身ということを売りにしているのでプロフィールに必ずかいてある。(かなり間抜け)

本人が、官僚出身でない場合は所属を見てみる。

実例その5)公益財団法人 東京財団 理事長 加藤秀樹
加藤 秀樹(かとう ひでき)は、日本の政策活動家。元大蔵官僚、
2009年10月、行政刷新会議
(鳩山首相を議長、仙谷行政刷新相を副議長として、税金の無駄遣い排除のため行政全般を見直すことを目的として設置)の事務局長に就任。

対処方法→このような学者や研究所などは、財務省との関係を暴露して、発言と共にTwitterなどで丁寧に拡散してあげましょう。


デフレ下の増税反対派が多数を占め始めている自民党内にも財務省に都合のよい発言を繰り返す人間が多数いる。
「森元首相」→失言宰相でしたっけ?
「増田元総務大臣(官僚出身元岩手県知事)」
この増田元総務大臣なんておもいっきり新自由主義者じゃない!
批判にさらされる前に、知事をやめたんじゃないんでしょうか?岩手県の方どんな人だったか教えて下さい!

あと財務省にちかいと思われている議員の発言は、発言の要旨をすり替えられている可能性があって、話を全部聞いてみると
デフレ下の増税反対だったりします。特に自民党の議員さんたちが捏造の被害にあっていますね。

2.隠蔽(都合の悪い情報を隠す)

現在隠されている財務省にとって都合の悪い事実

・日本の消費税は世界一安い→直間比率を考えれば租税負担率は変わらない。消費税増税だけではかなり重くなる、

・国債の発行残高が世界一ということを声高にいうが、一方で日本が世界一の債権国だということは黙っている。

・日本は公務員天国。公務員の数が多すぎる→実は自衛隊員、独立行政法人の職員を含めても世界で最も少ない。

・公務員の増員は所得移転(GDP増大)の最も手っ取り早い方法。
(中韓が日本の領土を狙っている今、自衛隊の増員とかいくらでも言い訳が立つ、それをすべての国家公務員を6割減・・・デフレ振興策ですね)

・マクロ経済学の無視。マクロ的に見れば金は使っても消えるわけではなく、所得移転が起こる=GDPが増えるだけ。

・公共事業は無駄遣い→効率のよい所得移転の方法。

・自民党はデフレ下の増税を否定してる。

・橋下市長が消費税反対に回ったこと(所詮ポピュリズムの人、お陰で露出が少なくなって一石二鳥なんですがね、)
一番手っ取り早い方法なのでよく使っているんでしょうねぇ・・・


3.ミスリード(わざと判断を誤らせる)

直接関係のない事実を、さも深い関係が有りそうに仕立て考えを自分たちの都合のよい方に誘導する。

高齢化により社会保障費が増大し成長率が落ちる。
→高齢化社会のため日本経済はこれ以上発展しない。

一見もっともらしいのだけれど
実際には、ロシアや韓国のように高齢化が進んでいるにもかかわらず経済成長をしている国もあるので高齢化だから経済成長ができないというのは明らかにミスリード

印象操作

針小棒大、少数の人間の意見をさも、全ての人の総意のように扱う。

実例その1)消費税上げ「仕方ない」閣議決定  県民、明快な説明は要求
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120330-O...

 上山市矢来、ガソリンスタンド店員鈴木裕一さん(25)は「将来の年金への影響など、若い世代の不安を減らすために、消費税増税は仕方ない」と話した。現在アルバイト勤務で、身の回りにも非正規雇用で暮らす人が多いことから、「増税と一緒に、若者の雇用を増やす計画を示してほしい」とも訴えた。

 山形市上町、無職遠藤かつ子さん(80)も「国の財政は厳しい。いつかは必要になること」と話した。


反対派の意見は全く触れておらず、増税は仕方ないと国民がうけいれているとの意見しか出ていません。国民のための記事と言うよりは、国会議員に増税を決断させるような記事ですね。マスコミがどこを向いて仕事をしているのかがよくわかります。

4.ドミナントストーリー(答えを最初から決めて論議を進める)

議論の放棄ですね。もはや理屈にすらなっていない。
答えが最初から決まっていてどんな理屈もすべて都合よく答えに結びつけてしまう。

実例1)増税はデフレ脱却の景気対策だ!

現在はデフレ脱却の正しい方法が急速に広まりつつあるので、総理大臣を含めこの理屈を言うようになっている。ただし、あまりに苦しい言い訳なので中間派からそっぽを向かれる危険性はあります。

実例2)インフレ時には増税すべきではない、むしろデフレ期にこそ増税すべきだ。(藤井の爺さんの発言、動画で見て引っ繰り返りそうになった)

実例3)日本は破綻する論議。

円安だから破綻する。
円高だから破綻する。
少子高齢化社会だから破綻する。
インフレだから破綻する。
中国・韓国経済が好調だから破綻する。
隣が夫婦喧嘩をして皿を10枚割ったから日本経済は破綻する。
カラスがかーとないたから日本経済は破綻する。
となりで赤ん坊が泣いているから日本経済は破綻する。

こんなところですかね?そういやデフレだから破綻するは聞かないな。
官僚にとってはデフレが都合が良いということなんでしょうね、

5.捏造(事実に基づかない)

とある「政府関係者」の発言
この、関係者というのが一番怪しいです。
全く根拠がないしねぇ

「とある中堅議員」
「首相に近いベテラン議員」
「党中枢の閣僚経験者」
などなどみ~~~~んな一緒です。
実名のない関係者の発言はただの捏造です。

ただしタイミングがそれらしき時に効果的に使うからあぁやっぱり・・・と
思わされることがありますね。
ですが「・・・な関係者が言うには・・・」
と出てきた場合は全くの捏造だと判断して間違いないでしょう。

谷垣総裁と野田総理大臣の会談。谷垣総裁には全くメリットがない。これも関係者筋の暴露ということでしたねぇ・・・結局、手塚補佐官かなんかの暴露ってことで落ち着いたのかしら?
6.印象操作

記事の最初で本文と全く脈略のない修辞をつける。

「日本の借金は世界一といわれており、消費税増税は喫緊の課題となっておりますが、隣の猫が子どもを生んだようです。」

なんて言われるとあー日本は大変なんだ・・・と思ってしまうけれど、これ単に印象操作です。全く本文と関係無いことの方が多いです。
自民党の議員を陥れるためによく使われていますね。
麻生元総理大臣のカップラーメンの値段を知らないことのようにどうでもいいことをさも重大問題のように仕立てましたね。

谷垣総裁と野田総理大臣の極秘会談の捏造で、谷垣総裁が会談そのものを否定すると、あそこまで真剣に否定するのはかえって怪しいとの印象操作。
谷垣さん何も言えなくなってしまったのではないでしょうかね?
その他、増税賛成派のくくりとか、谷垣氏が党首の座に恋々としているとか、印象操作以外の何者でもありません。

民主党以外の政治家の言葉は重く、なかなか本音を語りませんが、語った以上は、その言葉に責任を持ちます。単純に言葉を信じて良いと思っています。
(しつこいけど民主党の政治家を除く)
7.マスコミの捏造アンケート

これについてはかなり根深いので、また今度。

結びに
実際には、一つだけというわけではなくいくつかを複合させてそれらしき事実を捏造するようです。

たとえば1.権威付け2.隠蔽の複合で
安倍元総理大臣(権威者)が、「話し合い解散」の発言をしたとの報道がありました。
→安倍元総理大臣は話し合い解散の前提として、デフレ脱却のための経済指標の数値目標を入れた法制化を提案していました。(隠蔽

財務省にとって都合のよい「話し合い解散」だけを報道し都合の悪い法制化を無視することで、話し合い解散の機運を盛り上げたかったのでしょう。

まとまらないことを色々ごちゃごちゃと書きましたが、自分なりの見解を持って報道に接すれば、そうそうダマされることはないと考えています。

ただし、電通や官僚あたりが音頭をとって一斉に捏造されるとさすがに戸惑うことはあります。しかしそうした場合でも、事実に基づかない記事は後が続きません。谷垣総裁・野田の密談なんかその典型です。捏造をもとにした推測記事を書いている新聞社がかなりありますが、読んだ瞬間にあぁこの記事捏造だ・・・と簡単に見抜けてしまいます。


皆さん落ち着いて事実の拡散に励みましょう。


良かったら、ぽちっとな
↓↓↓↓↓


政治 ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿