2013年11月1日金曜日

歴史家を狂わせる魅力的なものと大御心

【直訴】 山本太郎参院議員、天皇陛下に手紙を手渡しする取り上げさせていただいた「大江戸食べもの歳時記」中に

こんな行がある。

p26

現代人の二倍の米を食べていた


 日本人は、昔から一人当たり一年間に一石(一五〇キロ)の米を食べてきた。江戸初期の日本人の人口は三〇〇〇千万人で、米は三千万石生産されていた。
 明治になって、人口が五〇〇〇万人になったとき。米は五〇〇〇万石とれていた。大正末期に六〇〇〇万人となったが、米の生産量も六〇〇〇万石に達していた。米の生産増が、人口を増やしていったのである。<後略>

確かに、統計学的データで面白みがあるが、これは歴史ではない。

もちろんこの数字自体は統計学上ではとても正しいのだけれど

あくまで歴史を補完するデーターにすぎない。

歴史とは、例えば全国の宗門人別改帳などから同時代の人間を洗い出し

諸藩の台所事情の資料から実質石高を洗い出すのが歴史的事実で、

統計学のデーターではない。

そういった点で歴史学は、不自由であるが、

歴史学が文書資料だけを扱う以上そういったものなのだ。

その制限を外したのが文化史学になる。

文化史となると、例えば民俗学のように古老たちの証言も扱う。

そして、時代のゴミあさり的な考古学的手法も取り入れる。

そしてその手法と歴史的事実が一致するのはごく僅かな場合である事を肝に銘じなければ

歴史資料、考古学的資料、聞き取り調査資料は扱えないのだ。

その上で先の文章の石高と人口論は歴史学者にとって非常に魅力的だ。

うっかりすれば、歴史資料を忘れて飛びつきたくなってしまうものだろう。

しかしそれは順番が違う。

あくまで歴史資料があってそれを補完する材料としなければならないのだ。

あ~~~歴史学者って面倒。

以前ドングリの話をしたけれどあれは、私自身の楽しみのための数字のお遊びであって

決して何かの資料しているわけではない。

(いやそのうちまじめにやりたいなぁとは思っているんですが、そのうちはそのうちw)

歴史の話はここまでにして

日本人として本日外せない話

【直訴】 山本太郎参院議員、天皇陛下に手紙を手渡しする

おもいっきりやってくれました。

馬鹿だ馬鹿だと思っていたら真正でした。

こいつを動物に例えたらその動物に悪いと誰かが言っとりましたが

馬さん鹿さんごめんなさい。

小沢一郎が習近平と強引に合わせた時とは空気が違う。

お陰であの公明党まで批判している。

【政治】皇室政治利用に相当=山本太郎議員を批判―公明政調会長

いま、陛下に触ることがまずいのはちょっと空気が読めるサヨクだったら

分かりそうなものなのにねぇ。

都内で日の丸デモかなり起きているでしょ?

安倍総理を右傾化で叩いている時にこんなことやるなんて

ほんと基地外としか。

必死で政治利用ではないと言い訳しているみたいだけど

右翼がみても反日サヨクがみても

政治利用。憲法違反。

でも彼をかばうわけじゃないけど

彼を当選させたのも日本国民なんだよね。

そこは大いに反省しなければねぇ

第一あんなに露骨にやっていた選挙違反

なんでスルーされたんだろう?

今回のことでそれを警察が持ち出してきたりして

だとしたら警察もどうしようもないなぁ



歴史 ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿