2013年12月12日木曜日

操作可能性命題について考える

操作可能性命題:世の中は、力の強さに応じて、意識的に操作可能である。

で、この反対側が

自律運動命題:経済秩序は人間の意識から離れて自律運動した結果である。これを人間が意識的に操作しようとしたら、しばしばその意図に反した結果がもたらされる。

ということらしい。

ちなみに前者が、反経済学的発送であり後者が経済学的発送という区分けが付いている。

どうも自分は、難しい文章を書くのが苦手だ。

簡単に言うと、操作可能性命題とは、強い奴がルールをすべて決められるということらしい。

その反対側は、強い奴がルールを決めても結局は決めたルールと真逆の結果になってしまう。

ということだ。

どんなに絶大な権力を振るってその時は自分に都合の良いルールを決めたとしても

他人を含めた世界は自分の期待した通りに動くわけではない。

あ、もちろん経済の話です。

歴史も確かに同じ部分がある。

幕府が権力を維持するために租税を重くしたら

農民一揆が頻発化して結局幕府の権威は地に落ちる。

その一時は、問題が出ないけれども同じことを何度も続けると

いずれ無理がたたってどうあがいても思い通りにならなくなってくる。

自分の思い通りにならなくなった時に自分が権力の中心に座っていなければいい的な発送もあるのかもしれないな。

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