2013年11月25日月曜日

江戸時代よりはるかに後退している現代

技術的な差はある。もちろん生活だって向上している。

 

ところが政治を見ていると

 

まるで進歩がないように見えてしまうのはなぜだろうか?

 

インフレ政策で日本を豊かにした優秀なテクノクラートがいた

 

 元禄時代の優秀な荻原重秀

 

その優秀さに嫉妬して、

 

将軍の病床まで押しかけて讒言の上荻原を失脚させた愚かな新井白石

 

おまけに、貨幣の質を高めたために起こった、

 

貨幣の流通不足によるデフレ政策で経済を停滞させた。

 

しかし、熱心な儒学者としての一点で、明治政府から持ち上げられた。

 

逆に、荻原は貶められたままで、

 

一部の江戸時代の学者以外に決して認められていない。

 

その江戸時代の学者も、現代の経済政策については

 

新井白石と同じ知見しか持ち合わせていない。

 

どうも日本というのは経済政策については

 

愚直な方法が賢いと思いすぎるきらいがある。

 

江戸時代は身分制社会だったのか?

 

NO!豊かな町人が旗本株を買い士族になることも出来た。

 

江戸時代は支配階級であった士族を中心とした社会であったから

 

士族が好き勝手を出来たのか?

 

NO!増税を熱心に唱えた幕臣ですら、農民の声を気にして

 

自分の主張どおりの増税が出来ずに終わった。

 

明治時代でさえ、

 

非支配者層の声を聞かなければ政府が不安定になった。

 

であるならば、戦後の民主主義とは何だ?基本的人権とは?

 

かつて人間の命は地球より重いとの迷言があったが

 

一人の人間のために地球を犠牲にして良いのか?

 

犠牲にしたら結局助けたはずの一人も助からないではないか!

 

そんな自明なこともわからない裁判官とはなにか?

 

日本を離れて日本人が成立するのか?

 

日本あってこその人権論議ではないのか?

 

そこら辺の考え方が、

 

現代のほうが江戸時代よりもはるかに後退している。

 

日本を離れて日本人は存在し得ない。

 

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