2011年7月9日土曜日

その3

中国に長期投資する準備が整った=ウォーレン・バフェット氏
Y! 【経済ニュース】 【この記事に対するコメント】 2011/07/09(土) 12:32

  米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は7日、アイダホ州で年に1度開かれる世界のエリートが集まる会議に出席した際、中国の今後50―100年の発展への期待感を示した。中国経済の強い伸びは米国経済の発展をけん引し、世界は米中の協力によって生まれた潜在力から奇跡を目にするという。またバフェット氏は、中国に投資する準備が整い、その時期を待っているところだと明かした。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

<略>

  バフェット氏は、「世界はゼロサムゲームとならないため、中国の経済発展が米国より速いことは米国にとって良いこと。中国が今後50―100年も急速な発展を続ければ、米国の経済発展をけん引することは間違いない。中国経済はこれが可能だと思う」と述べた。

  また、中国には巨大かつ勤勉な人材がいるが、これらの潜在力を発揮できる完備された体制がこれまで不足していただけだとし、「現在この体制は米国と中国で役割を発揮しており、世界は中米から奇跡を目にするだろう」と語った。(編集担当:米原裕子)

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評:これは、どういう風に理解すればいいのか?

真面目に、言っているのか?それとも売り抜けるためにいっているのか?

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人物:ウォーレン・バフェット

wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88

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もう一つ

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

平成23年(2011) 7月8日(金曜日)

通巻第3363号  (7月7日発行)

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テマサク(シンガポール国家運用ファンド)中国銀行株を大量に放出
不良債権の爆発を先読みして

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ムーディズが中国の金融システム、債務残高などから中国投資を「ネガティブ」としたのが7月6日、翌日からアジア市場では中国関連株、とくに中国銀行、中国建設銀行株をポートフォリオから外して市場にたたき売りの挙にでた。

その中心的役割を演じたのはシンガポール国家運用ファンド「テマサク」だ。一日で、36億ドル分を売却した。

とんだ七夕、いや廬溝橋共事件記念日となった。



中国経済への赤信号が煌々と灯った。

次の数ヶ月は「恐ろしい推移」となるだろう(ウォールストリート・ジャーナル、2011年7月7日付け)。



ムーディズが中国債権にネガティブの評価替えは、中国当局が発表している公式数字である。

それによれば、銀行が抱える不良債権に転化可能性のある金額は10兆7170億元(邦貨換算で139兆円強)

この内訳は下記のようである。

2011年返済期限  2625億元

12       1840

13       1219

14        994

15        801

16年以後    3238

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合計      10兆7170億元



地方政府がまるがかえの債務残高は少なく見積もっても200兆円におよぶと言われ、しかも債務保証しないのが中国の公共行政機関にやり方だ。

建設ブームにどかんと心筋梗塞のような作用がやってくるのは、時間の問題である。

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これに関連してもう一つ

シンガポールのテマセク、中国投資拡大目指す-「強気」の見通しで

7月8日(ブルームバーグ):シンガポールの政府系投資会社、テマセク・ホールディングスは今週、中国の大手銀行2行の一部持ち株を計36億ドル(約2900億円)で売却したが、中国について依然「強気」の姿勢で、さらなる投資を目指している。

テマセクの投資担当マネジングディレクター、ナギ・ハミイエ氏はシンガポールで7日、「中国は当社最大の投資先だ」と指摘。「当社は依然として中国での好機を探しており、現段階では投資ポジションに非常に満足している」と述べた。

テマセクが今週売却したのは中国銀行と中国建設銀行の持ち株。同社は6日、今回の売却は「ポートフォリオ再調整」の一環だと説明。ハミイエ氏は、中国はテマセクのポートフォリオ全体の20%余りを占めており、なお両行に多額の資金を投じていると語った。

中国の株式相場のパフォーマンスは1-6月(上期)には、政府のインフレ抑制策で景気が鈍化するとの懸念で振るわなかった。中国人民銀行(中央銀行)は今週、インフレを抑えるため、政策金利である1年物の貸出基準金利と預金金利をそれぞれ0.25ポイント引き上げた。これを含め、昨年10月以来で5回の利上げを実施している。

ハミイエ氏によれば、テマセクは売却後も中国建設銀行の株式140億ドル相当と中国銀行株30億ドル相当を保有している。

記事に関する記者への問い合わせ先:Netty Ismail in Singapore nismail3@bloomberg.netJoyce Koh in Singapore at jkoh38@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:Andreea Papuc at apapuc1@bloomberg.netPhilip Lagerkranser at lagerkranser@bloomberg.net
更新日時: 2011/07/08 11:43 JST

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2と3の記事は、同じ事実を書いており、その評価が全く違う。

どのように評価すればいいのか?

事実だけを見れば

「中国の大手銀行2行の(一部持ち株を)計36億ドル(約2900億円)で売却」の部分である。

()内の一部持株とかんがえるなら3の記事の”強気の見方”という部分に納得出来る。

2の記事は穿ち過ぎなのではないか・・・?

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