2013年10月9日水曜日

死と再生

本来、神話なんてどうでもいいんだけど気になり始めたので続き。
 
二度死んだ英雄はいないと、自分で書いて疑問がわいたので、英雄ではなく‘’神‘’だったらどうだろう?
 
調べてみると、死と再生の神というのは結構いる。もともと死は再生の前段階で死神=再生神というのは理屈にあっている。ヒンドゥー教のシヴァ神が破壊と再生を司るのと一緒だな。
 
で改めてオオクニヌシという神を見てみるとその父祖神のスサノオは根の国=地下の国と言っていたけどなんの事はない死の国の事だよな、そこの王である。で、オオクニヌシも天孫に国を譲ったあとは冥界の王となっている。

日本には冥界の王(女王)が三柱いて、イザナミとスサノオ、そしてオオクニヌシとなるのか。ふむ面白い。

八百万の神って言うくらいだから、冥界に神様が三柱くらい居ても問題ないか。
 
さてオオクニヌシは一人で国造りを行ったわけではなく、スクナヒコナという神と一緒に行った。この神様も気まぐれで何処かに行ってしまうんだな。

途方に暮れたオオクニヌシがこれからどうすべえ?と悩んでいる時に一柱の神が近づいてきてオレを祭ってくれるなら国造りを手伝うぜ〜。この神様がオオモノヌシという三輪山にまつられている神様です。
 
オオクニヌシとオオモノヌシ????似た名前だ!そう気がついたあなたは鋭い!オオモノヌシはオオクニヌシの和魂、善神の部分といわれていてその本性は黒い小さなヘビだと言われている。

考古学やっている人だったら箸墓古墳を思い出すだろうな。卑弥呼の墓だって言っている人もいる。
 
そこは置いといてここで問題にするのはヘビだヘビ。

死と再生の神は毎日昇ったり降りたりする事から太陽に例えられたり、満ち欠けから月に例えられたりする事が多い。

それと一緒でヘビもものすごく多いんだ。脱皮!古い皮を脱ぎすてる習性が死と再生を思わせるからという理由なんだ。
 
さて、これで話は元にもどったオオクニヌシが何度も死んでいるのは蛇の化身だからなのかな?
今日はこんなところで終わり。

最後までつきあってくれてありがとうございます。

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