2013年10月17日木曜日

お困りの国もビックリ!この日本人には負けるわ

以前、「九州か近畿か問題はそれだ!」で

邪馬台国がエジプトにあったというとんでも説を書いた人がいるとちょこっと触れた。

それが、木村鷹太郎である。

図は彼が唱えた邪馬台国に続く道ね


これ見ただけでも「ん????」となる人はいると思います。

チャイナはどこ行った?半島は??日本海は???

木村鷹太郎の経歴を述べると「プラトン全集」などの翻訳を手がけ

あの、与謝野鉄幹夫妻の媒酌人も務めている。

おお!すげー明治のインテリゲンチャだ~~~~~!

と思っている方、それはそうなんだけど・・・

なんといっても彼の真骨頂は「新史学」である。

・・・・新史学ってなに?と聞かれて私が答えられるのは

ん~~~わからん!の一言

内容を少し記すと

伊邪奈岐尊[イザナギノミコト]は希臘[ギリシャ]神話のゼウスにして、其黄泉行きの神話は、オルフェウス及びオデュッセウスの黄泉行きと同一たるなり。

……  須佐之男尊[スサノオノミコト]は希臘神話に於てはペルセウスとして伝われり。

ペルセウスとはペルシャ(波斯国)の名称と同一にして、須佐之男尊は波斯古代[アケメネス朝]の首府スサの名称となり、彼の神名は克明となり、二者同一神の別伝たるを知るなり。

且つ其大蛇を斬るや両者同一たり、女子を救ふや同一たり、宝剣を得るや同一たり、両神話を全然同一にして、一点疑問の余地あるなし。然りと雖[いえども]、我須佐之男尊伝にはペルセウスに加ふるにヘーラクレース神話を合併せることを一言し置く。 

『世界的研究に基づける日本太古史』より

えーわかりづらいので簡単にすると

・・・

イザナギノミコトはギリシャ神話のゼウスであって、イザナギノミコトが黄泉の国に言った神話は

オルフェウスとオデュセウスの黄泉の国に行くのと全く同一である。

スサノオノミコトはギリシャ神話ではペルセウスとして伝わっている。

ペルセウスとはペルシャ国の名称と同じあって、

スサノオノミコトは古代アケメネス朝ペルシャの首都スサの名称となり、

彼の神名は明らかであり、二神が同一神であることを知ったのである

スサノオノミコトとペルセウスが大蛇を倒したのは同一なので、

クシイナダヒメとアンドロメダーを救うのは同一なのであって

宝剣を得るのも同一なのだったら同一なの!

両神話は完全に同一の話なのだから、一点の疑いも挟む余地はないの!

それだけじゃなくてスサノオノミコトの話にはペルセウスだけじゃなくてヘラクレスの神話も

合わさったことを一言申し添えます!

・・・・・

えーもっとわかりづらいですね。

「新史学」とは世界史とは日本神話を中心に形成されているという

ビックリ!な学問なのである。

え~~~とこの人一応翻訳家としてかなり有名だったんだよね・・・

陸軍士官学校でも教鞭とっているし・・・・

なんでこんなになっちゃったんだろう?

今現在は、この人の本気軽な値段では買えないし

秋の夜長に日本神話と世界史に思いを馳せてみるのもいいかもしれません

といい加減なことを言ってみる。

詳しくはこちらの骨董品的ホームページをどうぞ

「謎の疑似科学世界ーあるいはとんでもゾーンー」

このホームページも保存しとかなきゃなぁ~~~~ある意味宝だわ。


人気ブログランキングへ


歴史 ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿