昨日は、ついにというかようやっと9人の離党者がでました。
野田政権を応援しているマスコミが一斉に離党者を非難するかとみていたら
どうも新聞社で評価が割れているようです。
ゴミ売り(読売)新聞の記事です。
小沢氏、グループから8人離党を渋々「黙認」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111229-OYT1T0014...
集団離党した衆院議員9人は、鳩山元首相グループの斎藤恭紀衆院議員を除き、内山晃衆院議員ら8人が小沢グループだ。離党者の中には、元代表が今後合流し、「小沢新党」に発展することに期待をかける向きもあるが、小沢グループ内では「来年9月の党代表選に向けた多数派形成が最大の課題だ」との声が強い。
解散風が吹き始めているこの時に、
空気を読まないで来年9月の民主党の代表選の話をしており
しかも小沢代表は受身で渋々承知したとの書き方。
特に離党者に対して批判的な記事ですね。
侮日(毎日)新聞はめずらしくというか、冷静なコラムを載せています。
クローズアップ2011:民主離党組、新党へ 消費増税、党分裂含み
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20111229dd...
来年の通常国会に消費増税法案を提出する方針の野田政権に対し、自民、公明など野党は衆院解散・総選挙を求める姿勢を強めており、来年中の「消費増税解散」が真実味を帯びて語られている。離党届を出した9衆院議員のうち6人が当選1回で、選挙基盤の弱い若手議員の危機感も背景にあり、小沢元代表側には消費増税解散をけん制する思惑もあるとみられる。
こちらのほうは来年の解散を見込んで、
小沢一郎が仕掛けた民主党分裂時の小沢グループの受け皿だとの味方です。
内山氏はもともと石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想に参加する構えだった。しかし、26日深夜、東京都内の衆院議員宿舎で国民新党の下地幹郎幹事長と会い、「小沢元代表から呼ばれた。新党の代表になれと言われた」と伝えた。
まるで、小沢の指示で新党を立ち上げるかのような内容となっています。
あんがい、離党を止められない小沢一郎が、
苦肉の策として、離党者にも影響力を残したいための新党立ち上げという所が
真相ではないのでしょうか?
さて、離党の影響です。
三原じゅん子参議院議員はオフィシャルブログの中で、
http://ameblo.jp/juncomihara/entry-11119352793.html
「いやいや、、、、約400人もいるのですから蚊に刺された程度でしょう。」
とたいした評価をしていません。
確かに、人数のみに注目すればそうかも知れませんが
マスコミをこれ程賑わして、衆議院で300人も抱える政権与党からの
10人程度まとまっての離党、しかも状況次第ではまだまだ続きそうです
野田政権が党内の支持を失っていると
大きく国民に周知してしまいました。
これはものすごく大きいことです。
消費税増税、TPPに対して国民は激しくNOと言っているだから
安定多数の政権与党から離党する人間が出ているのは当然です。
国会議員に対する圧力は凄まじいのでしょう。
皆さんの行動が功を奏しているのです!
マスコミや評論家はあえて無視する傾向がありますが
すでに、野田政権のネット上の支持率は、あの菅政権をしたまわり
10%を割っています。
http://news.ameba.jp/20111228-285/
http://seiji.yahoo.co.jp/vote/result/201111170502/
アレほど最低といわれた菅政権の後をついだ野田政権が
わずか3ヶ月ほどで菅政権よりも酷いとの烙印を押されたのです。
さて、マスコミが次に行う野田政権の支持率はどれ位になっているでしょうか。
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