あえて同じ土俵に乗りましょう。
※赤字が書き加えた箇所です。
「どぜう野田」店、破産寸前 予算を家計に例えると…
「どぜう野田」店主のノダです。どじょうのように泥くさく、年末まで休まず汗をかきます。番頭のアズミがわが家の来年度予算をまとめてくれました。見てください、お寒い限りです。
まずは大前提です。「どぜう野田」店は町内一(世界一)の金持ちです。資産は1億4千万円にも上ります。他の店(国)へ貸し付けている資産は2千500万円にも上ります。そのうち世界最大のお店小浜商店(アメリカ)への貸付は400万円です。
年間の予算は903万円。例年より減りましたが、見かけだけです。実は親の生活費(基礎年金国庫負担)が26万円ほど足りなくて、将来の値上げ(消費税増税)分を先食い(交付国債)してしまいました。いつ値上げできるか分からないのに、まずいですよね。
この案を考えたのは、番頭の後ろに控えている私服を肥やす会計係です。店員への値上げへの既成事実化と福利厚生を引き下げる理由付けにするために強引な先食いを予算計上したのです。
大きな災害があったので、少しだけ値上げ(復興増税)して別の財布(復興特別会計)に37万円入れました。復興は最優先の課題です。最優先の課題の割には、後回しにして被害にあった店員を放おっています。
病院代、年金保険料など(社会保障費)に263万円。もっと節約できないか、見直さなければなりません。節電に目覚め、光熱費(エネルギー関連費)も工夫します。
地方の大学に通う子どもへの仕送り(地方交付税)は165万円。教育(文教・科学技術振興費)にもお金がかかります。
「あんた『やる』って言ったじゃない」と古参店員のオザワがちくちく言うので、店員の子どもへの小遣い(新子ども手当)や、どじょうの養殖(農家への戸別所得補償)も続けなきゃ。店は合議制ですので、他の店主(自公)の意見も聞かなければ決定できません。特に子どもへの小遣いやどじょうの養殖については見直すという話で昨年の予算を通してもらっていますので、このままでは予算自体がとおりません。
店の修繕(公共事業費)、防犯(防衛費)も必要。ローンの返済(国債費)には219万円かかります。
店からの収入(税収)は423万円。国会前で「どじょうせんべい」を売った副収入(税外収入)を加えても、賄えません。新たに442万円、また借金(国債発行)します。
これで借金の総額(国債残高)は7088万円。借金はほとんど使う当ての無い店員の貯金を集めたものです。今現在、店内にろくな投資先がないために、店員の貯金の行く所がないために、店主に預ける(貯金)ことにした自然に集まってしまったものです。そういった意味で単純な借金と意味が少し違います。
昔、通っていた塾のコウノスケ先生に怒られるかもしれないけど、値上げしないと破産しそうです。値上げはあくまで店員に対してです。つまりこの店は、店員からの売上が8割近くを占める特殊なお店なのです。
破産に関しては店の資金力や経営状態を見ると80年に一度と言われています(CDS)。でもそんなこと素直に店員に話したら、店員への値上げの大義名分がなくなるからだまっていましょうか。
得意の駅前演説で店の宣伝に励みましょうか。駅前で演説しても無意味なのはすでにお分かりですね。この場合宣伝が必要なのは店内の店員(国民)にたいしてです。それでも関係のない商店街の寄り合い(G20)で、店員への値上げを公約してきて店員の怒りを買いました。「どぜう野田」店の経営権(主権)は店員(国民)にあるのです。
店主は、事故にあった店員を無視して、隣の李商店を援助するなど勝手なことばかりやって怒りをかっています。また2年前店主の座につく時の約束をことごとく反故にして店員の怒りは爆発寸前です。
× ×
2012年度予算案の1兆円を10万円に換算し、家計に例えました。
どうです?店と言いながら店員がお客さんの8割を占めるなんてこれはかなり無理な例え話なんです。あえて同じ土俵に乗って見ましたが、いびつさに拍車をかけただけですね。
このての話はわかりやすいように作っているように見せながら、国民をミスリードするだけのひどい記事なんです。それがわかっていただきたくてこんなような日記を書いて見ました。
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