※この日記は普段よりかなり推測を含んで書いておりますので
あんまりあてにはしないでください。
昨日、予定されていたTPPへの参加表明が一日延期されました。
NHKなどでは、
執行部が反対派に配慮する為に一日おいてはどうかと首相に提案したと
報道していますが。
ここからは私の推測です。
首相が三役会議中に
あまりの党内外の反対の声の強さに固まってしまって
何も発言できなくなってしまい会議が進まなくなってしまった。
そこで執行部が助け船として
反対派への配慮という理屈を持ちだしたと思う方が、自然です。
反対派への配慮だとしても、「たった一日」では配慮になりません。
たった一日の延期が、プラスに働いたのかマイナスに働いたのか、
本日のニュースでかなりはっきり出てきましたね。
この日記を読まれているみなさんも、
少し希望が持てて昨日よりすこし明るい気分になったことと思います。
戦争で言うところの士気が上がったということですね。
反対派の活動の活性化です。
石山氏「離党も辞さず」 東北選出議員が反対訴え相次ぎ会合
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111111t71007.htm
“TPP 両院議員総会の開催を”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111110/t10013880131000....
これは当然でしょう。いままで何があっても参加だと思っていたのに
悩んでいる=スキがあるとみれば、反対派は士気が上がり勢いをまします。
首相は反対派に対して熟慮の姿勢を示したとの論調がありますが、
一日結論を先送りしたことで、逆に反対派を勢いづかせてしまいました。
今日執行部には、反対派からの離党届けがかなりの数届くでしょう。
離党はプラフだとしても、ある程度の数がまとまって出てくれば
充分以上に執行部に対する圧力になります。
昨日の段階で、幹事長をはじめ執行部はかなり反対派の圧力に
怖気づいている印象をもっています。
これ以上になると、当然首相の参加の判断に悪影響がでてきます。
もはや国会内の首相の賛同者は民主党執行部と内閣の一部だけなのです。
山田前農林水産大臣が開催を求めている両議員総会では
反対派が詰めかけて首相をつるしあげるでしょう。
反対派がここまで活性化しなかった、昨日の段階が参加表明の
ベストのタイミングだったのです。
ベストともいえませんね。もっと早く首相自身が参加表明して
反対派の説得に奔走していれば、
ここまで党内の亀裂が大きくなることもなかった。
一日置いたことで党内の亀裂が、さらに拡大しただけです。
首相の指導力の欠如はもはや隠しようがなくなりました。
仮にTPPへの参加に撤退するとしても、今日発表のタイミングは
首相として最悪です。
党内の反対意見に引きずられて参加を見送ってしまった感が出てきてしまい
今後の政権運営に致命的な悪影響を与えるでしょう。
この先控えている消費税増税は望むべくもなくなってしまいます。
TPPの反対派と消費税増税の反対派は殆どかぶっているとのことです。
昨日の段階で不参加を表明すれば、PTの答申を受けてという理由が立ちました。
今日の段階で表明すれば、反対派に引きずられたとの印象が強くなりすぎます。
TPPに参加するにしろ、不参加にしろタイミングを見事にはずしてしまいました。
・・・・
まぁこんなアホな状態なんですが、参加するんでしょうねぇ。
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