2012年2月25日土曜日

【TPP】無能さ故参加できず。


 ワシントンの米通商代表部(USTR)で21~22日に行われた実務者協議では、経済産業、農水、外務など省庁混成チームで臨んだ日本側の足並みの乱れが露呈した。関税撤廃の例外品目を巡る意見交換で、農水省の代表が「都道府県議会の多くがTPP交渉参加への反対決議がある」「関税全廃とは一度も言っていない」などと国内政治の困難さを並べたてた。
 7日の局長級協議では、日本側は「すべての品目を自由化の交渉対象とする」との方針を説明したばかりだけに、米政府だけでなく、他の日本側出席者も突然の大演説にあっけに取られた様子だったという。
 米国は、「TPPの目標は、関税を100%撤廃すること」との原則を強調し、「センシティブ(重要な)品目は、関税撤廃の移行期間を長く取ることができる」と回答したが、次回の協議日程は決まらなかった。日本の姿勢に対し、不信が広がる可能性がある。


本日の色々なニュースに目を通していると

政府の各省庁で、対応がまちまち。政府高官と国会議員の言っていることが違う。

など、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドから批判があがっています。

その3カ国に対しては、さすがにねつ造大好きな日本のマスゴミの威光(?)は

通用しないので、TPP参加に対して日本国内がまとまっていないのが

隠しようがないのでしょう。

どこに原因があるか、もちろん日本の歴代総理の中で無能さ1,2を争う

野田佳彦その人にあるのでしょう。

国内世論をまとめられない、

野党を説得できない、与党内をまとめられない、政府内さえまとめられない。

これでいったいどの国が信用するのでしょう?

交渉のテーブルにつく以前の問題、

入り口でもたもたしているのが、

TPP参加各国からみた日本政府の姿ではないでしょうか。

民主党政権になって思い知らされたことがあります。

政治とは、信頼と誠意と言葉。

民主党国会議員の言葉のなんと誠意がなくそれ故信頼もなくなんと軽いことでしょう。

特に今国会では、総理大臣、副総理大臣、財務大臣のひどさが際だっています。

あ、防衛大臣は論外ね。

参加への賛意をしめした他の小国は単純に日本という巨大な市場が開けることを期待してでしょう。

日本参加への態度を保留した3国に関しては、ことは簡単ではありません。

TPPに関しては守秘義務も多いため、

それを守ることができる政権以外とは交渉したくないのが本音でしょう。

特にアメリカは厳しい目で見ています。

今国会を見ればわかりますが、野田政権に守秘義務のような基本的なことさえ

守る力がないのが明らかです。

昨年、菅前総理大臣の首まで差し出して

ようやっと合意に至った自公との3党合意ですら反故にしていました。

マスコミは、お茶を濁す程度しか報道していませんが

このこと一つとっても、消費増税への与野党協議を求める資格すら民主党にはないのです。

無能もここに極まれりと言うところですね。

国内の体制すら整っていない、約束は簡単に反古にされる。

そんな政府とまともに交渉しようとする国がありますかね?

 日本は、我々が考えている以上に強大な国です。

世界最高水準の技術力も、

(憲法上認められていませんが)世界有数の軍隊も、

アメリカに次いで世界で2番目の巨大市場すらもっています。

(いやー冷静に考えてみれば、スーパー大国の一つなんだよなーすっかり騙されてましたね。)

そこの国会で起きていることは、

我々が想像している以上に

各国の首脳が注目しているのは言ってみれば当たり前のことなのかもしれません。

(おそらく日本のマスゴミのひどさも各国の指導者には、折り込み済みなのかも?)

与党の国会運営のまずさによる国会の混乱も当然注視されているでしょうね。

TPP参加問題に関しては、ひょっとしたら

本当に皮肉なことに、野田佳彦の無能さ故、参加を断られ

日本は救われるのかもしれません。

売国するにも最低限の能力が必要です。

今の売国総理大臣にはその能力すらないという落ち。

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