平成25年1月16日ベトナム、タイ、インドネシアから始まり
2月のアメリカ訪問
そしてゴールデンウィーク中はロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、トルコへ
安倍総理以外の閣僚も精力的に外遊をこなしています。
ロシアではプーチン大統領と平和条約発行に向けた交渉を開始するとの共同声明が発表されました。
もちろん北方領土は日本固有の土地です。
しかしサンフランシスコ講和条約以来、ソ連(現在はロシア)が実効支配を続けてきました。
日ソ共同宣言があるとはいえ無償の返還は困難でしょう。
しかし隣国のロシアと70年近くも平和条約がない状態が続いているのも事実です。
原則にこだわっていては何ら進展がありません。
安倍総理は現実路線に舵をきったと見るべきでしょう。
偽装コミンテルンではなく、ストレートに日本共産党が四島の原則返還を言い出したのは
日本共産党のバックに何が居るのか如実に現れていて、多くの国民がそれに気がついた今
反日売国左翼政党が壊滅状態に追い込まれるのは時間の問題でしょう。
話を戻しますが、これだけの外交を繰り広げているところを見ると
安倍総理にとってTPPはやはりアメリカ懐柔の手段として参加しないという選択は
ありえなかったと判断します。
ロシアとの共同宣言においても経済協力は約束されていますし
先のアセアンにおいてももちろんです。
もちろん世界最大の金主である日本にとっては経済協力=損をすることにほかなりません。
TPPはアメリカにとってのそれと全く一緒ではなかったのでしょうか?
TPPは、外交力が全くなかった民主党政権中に日本を買い叩くために
アメリカの一部勢力が練り上げた戦略なのでしょう。
証拠というわけではありませんが、「バスに乗り遅れるな」の掛け声のわりには
日本が乗り込まない限り全く出発しようとしませんでした。
そして小さくて見逃してしまいますが4月28日にこんなニュースがでました。
「大事な部分はほとんど未定」=TPP交渉で甘利担当相
TPP反対派からは900ページに及ぶ合意文章を、日本は参加する際に強制されると
騒ぎましたが、あんがい900ページの中身はこんなトコロではないのでしょうか?
例の北朝鮮のチャーハンに例えてみます。
・アメリカ及び参加10国は次のことについて合意をえた
その1今夜の晩御飯はチャーハンにする予定である。
以下少項目として「なぜ今夜チャーハンなのか」
「なぜパスタではダメなのか」
・・・・・
その2チャーハンとはピラフではなく、コメを炒めたものである。
以下少項目として「ピラフとパスタの違い」
「ピラフとピザの違い」
・・・・・
・・・・
その3カレーも検討したが、カレーについては昨日の晩ご飯だったので検討から外す予定である。
「昨日の晩御飯について」
「一昨日の晩御飯について」
「一昨昨日の晩御飯について」
・・・・・
・・・・
その4チャーハンを守る順番であるがアメリカを1番として以下次の順とする予定である。
「シンガポール」
「ニュージーランド」
・・・
・・・・
・・・
・・
これを11カ国繰り返すだけでも900ページを埋めることは可能です。
こんな物飲まされた所で日本にとって痛くも痒くもありません。
もちろん注視していく必要はありますが
オバマ大統領の遥か上をいく勤勉さを見せる安倍総理の交渉力に期待するしかありません。
それよりも問題は、TPP反対の意見に惑わされ
安倍総理への支持が揺らぐことです。
安倍総理のこれだけの外交交渉を魅せつけられると
TPPはその中の本の一部にすぎないのだなと思い知らされます。
まだ参議院選挙の結果が出ていません。
マスゴミ、売国反日野党、なによりも自民党の中にも安倍総理の敵はいます。
日本の未来の為に安倍総理を支持いたします。
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